日本を代表する総合商社である丸紅本社に新しく誕生した会議室2フロアを、商社としての歴史と業績をイメージしたアートで飾りました。
４Fフロアには6つの大会議室の入口に、古より西洋と東洋を結ぶ交易の路であったシルクロードをテーマとしたアートパネルを製作。シルクロードの始点となったローマから洛陽に至る6つの都市を選び、パネルにはその土地を代表する素材、文物、色彩を組み合わせました。その中に各地域で変遷していった唐草模様のデザインを重要なモチーフとして組み込み、文化の伝播する力を象徴的に表現しています。またラウンジにはシルクロードの終着点となった奈良をイメージしたアートパネルを展示しました。
5Fのフロアには47の会議室に世界の主要な港湾都市の写真をアートパネルとして設置しました。エリアごとに世界の海運を辿る構成となっています。港湾都市は全て丸紅の拠点がある国から選び、世界に拡がる丸紅のネットワークを象徴的に表現しています。